日誌

五月六日(土) 一七二四日目

2023.05.06

天気予報は大当たりで今日は一日中強い雨が降り続きカウンター四席のみで営業したが入れ替わり立ち替わりお客さんが来てくれて雨にも関わらず脚を運んでくれて本当にありがたい。

月白は「喫茶室」と「書店」の構成だがなぜ「喫茶店」ではなく「喫茶室」であり「書店」は「書店」で納得できているのか自分でそうしたにも関わらずこれはおもしろいと思い少し考えてみると「喫茶店」と「喫茶室」では聞く者に与えるイメージが随分と違い「喫茶店」だと所謂喫茶店をイメージするだろうが実際の月白をみてみるとそこには全く当てはまらず更には「コーヒーショップ」や「カフェ」ともやはりズレがあると感じ「喫茶室」というのが茶室の延長線上にあるようで座りがよい。では「書店」はなぜ「書店」で納得できているのか。それは僅か40タイトルほどしか扱っていないのに「書店」と言い張ることに面白味を感じているからだと思う。「一冊でも本を売っていれば書店でしょう」という態度だ。それに「喫茶室」は「喫茶店」や「カフェ」などでは言い表せない何かを含み持っているが「書店」はそれ以上でも以下でもない「本を売っているから書店」と言い切れているのが自らが同時にやっている場なのにその場に対する態度は違うのだなと改めて自分の店に対する思考を整理できたから良かった。

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