雑記
四 情報って?
毎日いろんな人と話していて思うのが、多くの人が情報に疲れている。情報と上手く接することができていない様に思えます。しかし、テレビからネットから雑誌からは日々多くの情報が押し寄せてくる。それを見るともなしに見てしまう。
確かに、情報というのは大事だ。
人間に限らず、生物が生きていくなかで常に適切な情報を選び取るというのは生き抜く術であるので、今だけが情報社会というわけでなく、そもそも情報というものを基盤として生きている。生きていくなかで五感を外部から刺激され、その刺激情報を瞬時に処理して行動していくのが本来の情報との接し方だと思うのだけれど、現代社会では選び取る前に多くの情報を外部から押し付けられている。
本当に信頼し判断に使用すべき情報というのは、外からやってくるのではなく、自分の経験、内からやってくるものではないのか。
しかし、感覚というのは自分では確かなものだと思っていても知らず知らずのうちに外からの影響を受け易いもの。まずは自分の感覚が本当に信頼に値するものなのかどうか、疑い、信頼に値するまで、なにかしらの努力をする必要があると思う。
自分の内側からやってくる本当の情報を獲得するために、外からの情報と自分の感覚を照らし合わせて、外の情報に流されるのではなく、なんで自分はそう感覚したのか、なぜ多くの人はそう感じているのかを考えていく。それを何度も何度も繰り返していかなければならないと思っています。