雑記

一八 本を読む

2022.11.21

本屋のはしくれとなったので日々本を読むことも仕事のひとつとなっていて「本は紙派電子派」という二項対立について自分なりの答えがひとつあってそれは身体感覚でありまして内容に対して文章を読む媒体の質量質感に自分のイメージとのズレが生じますと内容が入ってこず文字は読めているのに読めていないという経験をしましてそれはでも電子本ではなく鷲田清一の著書「聴くことの力」の文庫本を購入して読んでいたのですが難しいなあなかなか文章が入ってこないなあと思いながら頑張って読み進めていましたが断念してしまい考えるにどうも内容の質感質量に対して文庫本が軽すぎてしまい身体感覚とのズレが起こっているんじゃないかといたり同タイトルの単行本を買いなおし読みはじめたところするするとそれでも難しい内容ではありますが文庫本よりも格段に読み進められ内容も頭に入ってくるのに驚きまして身体感覚と読書媒体の質量質感のシンクロは今後本を買う上でも念頭に置いておかなければならないと思いそこで冒頭の「本は紙派電子派」になるのですがだから電子で読み進められるものとそうでないものがあるはずでこれからは物をなるべく所有せずミニマムに生きるなどと思ってもいいのですが必ずしも書物の全てが電子書籍に向くわけではないということです