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一一 吉海将宏個展「偏照」を終えて

2021.05.10

五月一日からはじまった個展も九日を以て無事終了いたしました。

今回の展示で印象的だったのが、連休の期間ということもあってか、日を変えて、時間を変えて、いろんな光の条件下で何度も見てくださる方が複数人いたことでした。

月白の展示室は、ホワイトキューブではなく、照明も落とし気味で、自然光を入れるようにしている為、常に一定の光ではない。なので光の質が変わるたびに絵の見え方が変わり、印象が変わる。見易いとは言い難い環境ではあるけれど、一目では見えないからこそ、目を凝らしてみようとするのではないか。その意図を知ってか知らずか、けれどこんなにも展示室をおとづれたひとりひとりがしっかりと時間をかけて見てくれたと言うことはきっと僕が意図していることが少しだけでも伝わったのかなと思います。

前回のsifuku作品展「一〇六〇」から、展示室の空気はみつめる場としてぐっと濃くなり、今回の個展で広がりが出てきたように思います。

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